PLEIN SOLは、韓国人デザイナーアンディ・キムが2018年に立ち上げたNY発のファッションブランドです。
アンディはファッション工科大学(FIT)を卒業後、アメリカのカジュアルブランドJ CrewやGuessで数年間働き、ついに自身のブランドを立ち上げました。
彼が作る服はどのようにして生まれたのか。そして、そのクリエイションに込められた彼の想いとは?
今回はそれらを探るために、インタビューを行いました。
Q1: いつから、どのようにして服のデザインを始めたのですか?
I guess since I was 23 years old. After majoring in economics at a university in Korea, I worked as an intern at a bank, where one day my boss complimented me on my clothes. I got interested in clothes and decided to study fabrics and design at the Fashion Institute of Technology (FIT).
Q2: ブランドコンセプトを教えてください。
“PLEIN SOL “は、フランスのヴィンテージワークウェアに影響を受けています。伝統的なアメリカンカジュアルをベースにしながらも、ユニークな特徴を持たせています。
衣服のディテールを表現することで、日常の一コマに焦点を当てたいと考えています。
Q3. 洋服づくりで大切にしていることは何ですか?
ファブリック: FITでは、多くの時間と労力をかけて、最高品質の生地を探しました。
実際に日本製のデニムやイタリア製のウールを使っています。
Q4: どのような服を作っているのですか?
ジャケットやシャツ、メンズエプロンなどを作っています。
建築家、アニメーター、カメラマンなど、プロの方からの反響が大きいです。
最近は女性用のジャケットやドレスも作るようになりました。
Q5: おすすめのアイテムは?
生成りのデニムジャケット。PLEIN SOLのアイコンです。
着れば着るほどデニム生地が硬くなり、体のラインにフィットし、徐々に変化していく色味を楽しむことができます。
Q6: サステナビリティについて、どのような取り組みをしていますか。
もちろん取り入れています。私たちのレディスウェアには、サステナブルな素材とオーガニックな成分が使われています。
Q7: 今後の目標を教えてください。
今後は、もっといろいろな分野の方とコラボレーションしていきたいと思っています。
最近では2022年1月に京都の呉服屋さんとコラボすることが決まり、とても楽しみにしていますし嬉しい気持ちです
Q8: 洋服を通して伝えたいのは何ですか?
“Plein Sol” プレイン・ソルという名前は、1960年のフランス映画「太陽がいっぱい」に由来しています。
身分の低い主人公は、自信満々で金持ちの友人をいつもうらやましく思っていて、友人のドレスルームに忍び込んで勝手に試着してしまうのです。
私は服とはそういうものだと思います。自分に合った服ではなく、なりたい自分になれる服を着てほしいです。
私はいつも、好奇心旺盛で変化を恐れない人のための服をデザインしたいと思っています。
誰かのワードローブや人生を変えるきっかけをいつも探しているんです。
私たちは服を選ぶとき「どの服が自分に似合うか」という視点で選びがちです。
しかし今回の取材を通じて、洋服選びは未来の自分をつくることと同義なのかもしれないと思いました。
コメント